NHO Hakodate Medical Center

診療放射線科

放射線部門では各種画像検査を行い、機器の点検や撮影プロトコルの検討を重ね、患者様に安全で質の高い医療を提供することを心がけています。

また、当科では感染防止対策として以下のことに取り組んでおります。

  • 技師のマスク、必要に応じた手袋・ゴーグル・ガウンの着用
  • 検査室内の検査台や周辺部の消毒液による清拭
  • 検査室内を空気清浄機による換気

受付

レントゲン受付にて、検査受付していただきます。
受付後は案内された検査室の前でお待ちいただきます。
基本的には予約順・受付順でお呼びしますが、撮影内容や救急患者さんの有無によって順番が前後してしまうこともありますのでご理解とご協力をお願いします。
受付時間は8:30~17:00となります。

受付

一般撮影・歯科撮影

検査について

胸部・腹部などの他、歯科領域の撮影や、造影検査後の追跡撮影などを4室の撮影室で行っています。
感染症対策にウイルスも除去できるフィルター付きの空気清浄機を設置した撮影室もあります。

また検査室まで来ることができない方のために、移動型X線回診車を救命救急外来・発熱外来、ICU・手術室前、西病棟に各1台、予備も含めて4台を配置しています。

装置

  • RADSpeed Pro(島津)×3
  • CALNEO PU C(富士)×3
  • Veraview Epocs(モリタ)
  • MAX-iX(モリタ)
  • MobileDaRt Evolution(富士)
  • CALNEO AQRO(富士)
  • Sirius Star Mobile(日立)×2

注意事項

  • 検査時間は撮影する枚数で変動しますが、平均3分程度です。
  • 検査を行う周辺の金属類、湿布、エレキバン及びカイロ等、下着の金属・プラスチック類、ネックレス、コルセット等は外していただきます。場合によっては着替えて頂く場合もありますのでご了承ください。
  • 呼吸の合図をする場合がありますので、合図にしたがって呼吸をお願いします。
  • 撮影する部位によってはつらい体勢になる場合もあります。体勢を維持することが難しい場合には担当する技師にお伝えください。

マンモグラフィ検査

検査について

マンモグラフィ検査は乳房を片側ずつ圧迫しながら撮影する検査です。
当院では女性の技師が撮影します。
圧迫する時間は数秒程度で、検査自体は5~10分程度で終わります。
圧迫には痛みを伴う場合もありますが、圧迫することで乳房内部を鮮明に描出することができ、さらに被曝量を低減できるのでご協力をお願いします。

マンモグラフィ検査

装置

Senographe Crystal Nova(GE)

マンモグラフィ検査

注意事項

以下の項目に当てはまる方は、事前にお知らせください。

  • 妊娠・または妊娠している可能性がある方
  • 豊胸術・乳房再建術を受けたことがある方
  • ペースメーカーやポートなど、撮影時の圧迫により、破損の恐れがある医療器具を装着している方

検査前の準備

  • 髪の長い方は後ろで結んでもらいます(髪留めは当院でも用意しています。)
  • 大きな飾りのピアス・ネックレス、メガネは、検査の前に外してもらいます。
  • 制汗剤やパウダーなどは、成分によって画像に写ることがありますので、付けないでください。
  • 検査の際に、上半身の衣服を全て脱いで、マンモ用の検査着を着用してもらいます。脱ぎ着しやすいように、ワンピースなどの衣類は避けて軽装でおこしください。
  • 立位が安定しない方や、車いす、緊張で気分が悪くなる可能性がある場合は、座って撮影も可能です。お気軽にご相談ください。
  • 乳房のしわや肩、手などが写ってしまいますと、診断に支障をきたす場合があります。その際は、もう一度撮影をさせて頂くことがあります。

X線TV検査

検査について

X線TV検査とはX線を連続的に照射して、体の中を動画と静止画で観察する検査です。
バリウム検査(胃、十二指腸、小腸、大腸の造影)や、内視鏡を用いた大腸カメラやERCP(内視鏡的逆行性胆管膵管造影)などの検査や治療、気管支鏡を用いた肺の検査、を行っています。
体に入れた管がどこまでいっているか?や、詰まっていないか?などを調べることもあります。 また、当院の装置は骨密度を測定することも可能です。健康診断でも活躍しています。

装置

  • ASTX-19000(Canon)
  • SONIALVISION G4 LX edition(島津)※骨密度も測定可能
X線TV検査

注意事項

  • 骨密度の測定は足の付け根と腰の骨で測ります。金属等が付いている服は着替えて頂きます。
  • その他の検査では色々と注意点がありますが、詳しくは担当者にお尋ね下さい。

CT検査

検査について

CTは、コンピューター断層撮影(Computed Tomography)の略で、身体にX線を照射し通過したX線量の差をデータとして集めコンピューターで処理することにより、身体の中の様子を横断面(輪切り)にした画像を撮る検査です。
また、画像処理コンピューターにより、横断面だけではなく様々な方向の断面や、三次元画像を作成し診断に活用しています。
当院では、脳出血などの頭部疾患から呼吸器疾患・腹部消化器疾患・心臓や大血管等の循環器疾患などに対応して様々な検査が行われています。
また肺がんの検診もこちらの装置で行っていて、通常より被曝量を低減して撮影しています。

装置

Revolution EVO(GE)

注意事項

  • 検査は5~15分くらいかかります。
  • 検査を行う周辺の金属類(エレキバン及びカイロ等、下着の金属、ネックレス、コルセット等)は外してください。
  • より詳しく情報を得るために造影剤という薬を腕などの血管から流して撮影することがあります。
  • 造影剤を注入すると一時的に体が熱く感じることがありますが、検査後すぐに治まります。
  • 以下の事例に該当する方は検査前に看護師または、技師に申し出てください。
    1. 妊娠中あるいはその可能性が否定できない方
    2. 授乳中の方
    3. 造影剤アレルギー、その他アレルギーや喘息のある方
    4. ビグアナイド系糖尿病薬を使用されている方
    5. 過去に造影検査を受けて、吐き気や発疹等の副作用と思われる症状があった方

MRI検査

検査について

MRI検査とは磁気共鳴画像(Magnetic Resonanse Imaging)の略で、X線撮影やCT検査のようにX線を使うことなく、磁石と電磁波を使って人体のあらゆる断面を撮影する検査です。
CTと比べて放射線の被ばくがなく、造影剤を使わなくても血管の画像や胆管・膵管などが描出できる事が利点です。
しかし、撮像時間(検査時間)が長い、じっとできない方は検査できない、ペースメーカー等の体内装置のある方は検査できない、閉所恐怖症の方は入れない、検査中の音がうるさい等の欠点もあります。
検査時間はおおよそ15分~80分程で、検査する部位や内容によって異なります。詳しくは担当技師にお尋ね下さい。

装置

SmartPath to dStream for 1.5T(PHILIPS)

注意事項

  • 事前に問診があります。その内容によっては検査できない方もいらっしゃいますのでご了承下さい。
  • 検査着に着替えて頂く場合があります。ご協力お願いいたします。
  • 長めの検査時間となりますので、トイレは事前に済ませておいて下さい。
  • 撮影中に動くと、画像がブレてしまい撮り直しになります。なるべく動かないようお願いします。
  • より詳しい画像を撮像するために造影剤という薬を使用することがあります。腕の血管から造影剤を注入する場合や、検査前に飲んで頂く飲み薬の造影剤もあります。

血管造影検査

検査について

血管造影検査とは、心臓の血管や大動脈などに、手や足の付け根から目的の部位までカテーテルという管を入れて、そこで造影剤というX線写真に写る薬を直接流して詳しく血管を撮影する検査です。
血管が細くなっているところや詰まっているところが分かったり、血圧を測って治療が必要か判断したりもできます。
治療が必要になった場合は、バルーンという風船を細い血管で膨らませて広げたり、ステントという管のようなものを入れて血管を補強してあげたりします。
また、心臓の脈が弱くなったり早くなったりする不整脈に対しては、ペースメーカーなどの機械を入れたりアブレーションという心臓の悪いところを焼いて治す治療も行っています。

装置

  • Allura Clarity FD10/10(PHILIPS)
  • Azurion 7FD20C(PHILIPS)

注意事項

治療の内容に関しては事前に医師から説明があります。その時でも良いですし、他のスタッフにもご気軽にお尋ねください。

核医学検査

検査について

核医学検査はアイソトープ検査またはRI(アールアイ)検査とも呼ばれ、特定の臓器や組織に集まりやすい性質を持った放射線を出す薬を投与します。
投与された放射性医薬品が、目的の臓器や組織に集まったところで、そこから放出される放射線(ガンマ線)を専用のガンマカメラを用いて体外から検出し、その分布を画像化します。
その後の体内の薬は短めの半減期(数秒~数日)で消えていったり、尿や便から排出されたりするので、多くの検査では数日以内にほとんど体内に残っていません。ご安心下さい。
CT検査やMRI検査は、主に臓器の形態の異常を調べるのに対し、核医学検査は、投与された放射性医薬品の分布や集積量、経時的変化の情報から、臓器や組織の形態だけでなく、機能や代謝状態などを評価することができます。

装置

NM-830(GE)

核医学検査

注意事項

  • 検査時間はおおよそ30分~1時間程度と長めです。
  • 検査によっては食事制限・薬の制限・事前に排尿する等、色々な指示が担当者よりあります。その際は指示に従うようお願いします。
  • 検査中はなるべく体を動かさないようにお願いします。

放射線治療

検査について

放射線治療は主に悪性腫瘍(癌)に強い放射線を照射して小さくする、もしくは無くす治療になります。
また癌による骨の痛みを和らげたり、乳がんの手術の後に再発を防ぐために照射することもあります。
一般的に外科的手術より体への負担が小さいことや、放射線を当てたところにのみ効果がでるので他のところは守れる、ということがあります。
通院でも治療可能です。

装置

Infinity(Elekta)

注意事項

  • 照射部位によって副作用が出る場合もあります。担当医師の説明を聞いて下さい。
  • 担当看護師もいますので、気になることは気兼ねなくお尋ねください。